泡沫ノ逢瀬...
ボクノ、セカイ。
(あの人の大好きな学校という場所、青空が近いてっぺん、あの人が仕事をしている部屋。)
ボクノ、オト。
(あの人の口癖、学校の歌、あの人の大好きな、ふわふわの人の言葉。)
ボクノ、コエ。
(……全部、あの人とふわふわの人の言葉を繰り返すだけ。)
ボク、ダケノ、セカイ。
ボク、ダケノ、オト
ボク、ダケノ、コエ。
(どうして僕はあの人と違うの?僕だって、伝えたいのに。誰の言葉でもない、僕だけの言葉を、僕の声で!)
『その願い、叶えてやろうか?』
お前だけの世界を。
お前だけの音を。
そして、お前だけの声を与えてやろう。
『だが、条件がある。』
舞踏会を夢見た少女のように、人間の王子に恋をした海の姫君のように。
(なんでもいいよ。だって僕は、伝えたいんだ。それが一時の夢であったとしても、僕の想いを。)
「つ な よ し」
あの人の大好きな、ふわふわの人。
僕は、大空に恋をしました。
...あまくさんが日記で描かれていたバドツナ漫画につい便乗。
ご主人様の事も大好きだけど、ツナの事も大好きで葛藤するヒバードもときめきます。
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空だって、飛べる...
先程の騒々しさが嘘のように静まり返ったトレーニングルームの中央で、必死に嗚咽を噛み殺している少年。
泣いてはいけないと自分に言い聞かせては、何度も強く目を擦っていた。
自分には、こんな所で涙を流す資格はない。
この現状として、未来の自分が引き起こしたと言われても仕方がないのだから。
自分にさえ関わらなければ、きっと誰も……。
「つなよし。」
ばさり、と羽音。
雲雀もラルも草壁も去って、此処には誰もいない筈なのに。
慌てて顔を上げると、黄色い羽根が視界に舞う。
「……え?」
其処に立ち尽くしていたのは、人間ではなかった。
否、紛れもなく人の形をしてはいたが、その背中にはまるで天使のような羽が生えていたのだ。
羽と同じ、柔らかな黄色の髪。
悲しげに細められた灰銀の双眸。
あの小さな家庭教師が来てからというもの、ありとあらゆる非現実に巻き込まれたけれど、これには流石に驚いた。
……だが、もしかしたら、という直感が働く。
全く警戒心の沸かない、寧ろ穏やかな気持ちにさえさせてくれるこの雰囲気。
そして何より、どこかカタコトに自分の名を紡ぐ声が……初めて耳にするものとも言えなくて。
「ヒバード……?」
...修行の終わりに雲雀さんに言われた言葉に傷付いた綱吉と、慰めたくて人間の姿になったヒバード。
10年後雲雀さんと現在ツナは、なかなかラブラブにしてあげられないです。
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擬人化キャラでカオスに西部劇...
(一応、未来編設定で)
「なー、おい!てめーんとこの主人、しつこいんじゃね?じゅーだいめが迷惑してるぜ!」
「は?何言ってるの?ヒバリはツナヨシの運命の相手なんだよ?」
「ご主人様達と違って、二匹は仲良しなんだねー。」
...誰と誰の対決かわかりますか?
ルイージ役は私の中で見事に確定しております。
やばい、バドツナ楽し過ぎる!
オンリー受かったら、チキンツナサンドで本出そうかな……。PR